ブルーベリーの鉢植え栽培について私の体験、調べたことをまとめました。
これから栽培する方の参考になれば嬉しいです。
ブルーベリーの苗と土を買いました!
2021年3月、春を迎える頃、私はブルーベリーを育ててみようと、品種や育て方等、入念に下調べしました。
ブルーベリーを育ててみたいと思った理由
- 比較的初心者でも育てやすいといった情報を見たこと
- ジャムしか食べたことがなく、実を味わってみたい
調べてみるとブルーベリーは品種が実に多いことに驚きました!
まず大きく分けて3つの系統に分かれます。
ブルーベリーの品種3系統と特徴
- ラビットアイ系 (暑さに強く樹勢が強い。収量も多め。寒さには弱い)
- サザンハイブッシュ系 (比較的暑さ、寒さに適応性がある)
- ノーザンハイブッシュ系 (耐寒性があるが、暑さや乾燥に弱い)
上記3系統にそれぞれ品種があって200~300種以上もあるそうです。
そして、同じ系統の異なる品種を一緒に育てる(鉢植えなら出来るだけ鉢を近くに置く)ことで実付きが良くなり、大きな果実が実るようです。
またブルーベリーは酸性の土を好みます。
私はサザンハイブッシュ系のブルーベリー2種と、ブルーベリー専用の土を購入しました。
下の画像、左の苗はピンク色のかわいい花が咲いています。 右の苗は若葉が綺麗です!
上の画像 左はサンシャインブルー、右はオニールという品種です。
- サンシャインブルー…赤い蕾とピンクの花が特徴 果実は小さめだが、たくさん実る。収穫6月中旬~7月上旬
- オニール…ややピンクがかった白色の花 果肉がしっかりとして甘みが強い 収穫6月上旬~6月中旬
育てる際、同じ系統なら種類は何でもいいと思っていたのですが、間違いでした。
右のオニールが若葉をいっぱい付けているのに対して、左のサンシャインブルーはまだこれからといった感じです。
この後分かってくるのですが、この若干のずれがずっと続くのです。花が咲くタイミング、実がつくタイミング、葉が落ちるタイミング、すべてにおいて約1か月のずれがありました。
タイミングが一致する品種を、また来春買おうと思います!
ブルーベリーの土と水やり
ブルーベリーは前述したように、酸性の土壌を好みます。
ですので普通の培養土ではなく、私はブルーベリー専用の土を購入しました。
培養土と比べて見た目も手触りも違う印象でした。
そして初めて水をあげた時に分かったのですが、ブルーベリー専用の土は極端に水の吸収が悪いということでした。
水をはじいてしまうのです。
ブルーベリー専用の土はピートモスが配合されていますが、このピートモスは乾燥すると水の吸収が極端に悪くなります。
土が乾燥してしまうと、水をあげた時、底から水が出てもピートモスには全く水が吸収されていないといったことがあります。
私は鉢に土を入れる前に、土と水をしっかりと手で混ぜ合わせました。
また普段の水やりは、上から水をかけるだけではなく、鉢底から水を吸わせるといった方法も行っています。(一般的な水やりの私の考えについてはこちら)
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感動!実がつきました! 食べちゃった!
6月のある日、ブルーベリーを見てみると、なんと実が付いています!
何日か待って、しっかりと色づいてきた実をカメラでパチリ!
かわいい! いい色してます! 早速収穫してみました。(オニール)
こうしてまじまじと見るのは初めてです。
思ったより大きいなぁと感じました。
さてどうやって食べよう? 分からないので調べてみると、皮ごとそのまま食べられるとのこと。
ブルーベリージャムを想像して食べてみると、ほんのりと甘く酸味はほとんどなかったです。
ジャムより全然優しい味でした!
この後、サンシャインブルーも食べてみましたよ!
収穫量としては、ほんのちょっとでしたが、すごく感動的で良い体験が出来ました!
初めての剪定にトライ!
夏本番を前にグングン成長するブルーベリーの木。葉が茂って込み合ってきました。
そこで剪定にトライすることに!
剪定…木の枝を切り、樹形を整えること。
剪定の目的
- 木が大きくなりすぎないように、枝の広がりを抑えてコンパクトに育てる
- 枯れた枝や、病害虫の被害を受けた枝を取り除く
- 木の中の日当たりと風通しを良くして、病害虫の発生を予防し木を健全に育てる
- 枝の若返りを促し花を咲かせ、果実がよく付くようにする
ブルーベリーの剪定に適した時期
- 落葉期の12月~2月(冬剪定)
- 5月中旬~6月上旬(夏剪定)
今回、行った剪定は夏剪定です。
夏剪定のポイント
春に伸びた新梢(新しく伸び出た枝)が伸びすぎると株が大きくなってしまいます。
夏の時期にそうした徒長枝(幹や太い枝から上向きに勢いよくまっすぐに伸びる枝)を切り詰めることで、株をコンパクトにします。
多くの枝を切り詰めてしまうと、葉の数が減り株の充実に影響が出るので、一部の長い枝を剪定するにとどめます。
私が行った初めての夏剪定は、すこし切り過ぎたかもしれません。時期も少しおそかったですね。
上の画像はサンシャインブルー。左が剪定前、右が剪定後です。
枯れてる枝、込み合った箇所、内側に伸びてる枝等、切りまくってしまいました(・・;)
オニールも同じように切ってしまいました。
この後、どのようになるかドキドキ(^^;
ブルーベリー 秋から冬へ
秋が訪れて11月に入り徐々に寒くなってきました。
ブルーベリーを見ると蕾のようなものが!
先端の芽は花芽ですね!うまくいけばこの後、越冬して春に開花します。
ですが、まだ幼木なので全てを開花させてしまうと木に負担がかかり、その後の成長に影響が出るそうです。
花芽をどうするか?この後悩みそう。
11月下旬、晩秋に入り左のオニールが紅葉し始めました。
右のサンシャインブルーはまだこれからといった感じ。
比べると葉の数もだいぶ違う感じですね。
そしてオニールが鮮やかに色づいてきました!
実際はもっと、綺麗な紅色でした。
ブルーベリーを育ててみて、この時初めて知ったのですが、ブルーベリーって落葉樹なんです!
私が育てている果樹は、今のところ落葉樹はブルーベリーだけなので、興味深かったです。
左のオニールはすっかり葉が落ちました。一方サンシャインブルーはまだこれから紅葉本番といった感じです。
左は葉が落ちて新芽が露わになったオニール。蕾が少し大きくなったかな?
右のサンシャインブルーも新芽を付けています。葉はいつになったら落ちるかな?
今冬はかなり寒い
この冬はかなり寒い気がします。
ブルーベリーの冬越し対策は、鉢の下に発泡スチロールを引いてるだけ。
昨日も(2月10日)都心は2回目の雪でした。
激寒の翌日にもかかわらず、花芽が膨らんできました!
左がオニール、右がサンシャインブルーです。
サンシャインブルーはいつになったら落葉するんだろう?
2度目の春 開花から実付けまで
3月初め、花芽が膨らみかけてきました!
左のオニールは白い花が開花しました!
右のサンシャインブルー、赤い花が咲くのはもう少しです。
そして6月初旬、実が付き始めました。 オニールは取れ頃です。
去年と同じで、ほんのり甘くて美味しい!
サンシャインブルーは下旬頃でしょうか?
オニールがほぼ終わった6月下旬、サンシャインブルーが取れ頃です。
オニールより若干酸味が強い。
オニールより酸味が強いサンシャインブルー。でも美味しい!
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終わりに
今後も成長と共に、記事を更新しますので是非ご覧いただければ嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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