お風呂洗剤とトイレ洗剤の違いを分かりやすく解説します。
この記事を読めば、洗剤は正しい用途に沿って使わなければならないことが分かります。
お風呂用洗剤とトイレ用洗剤の主な違いは、用途、成分、使用箇所などにあります。
それぞれの特徴を以下に説明します。
目的の違い
お風呂洗剤
浴槽と、浴室の壁や床の清掃が目的。
素材にダメージを与えないようにマイルドな設計となっています。
トイレ洗剤
便器内の汚れや菌の繁殖を防ぐことが主な目的。
強い洗浄力や殺菌作用が必要とされます。
成分による違い
お風呂洗剤
主に石鹸カス、皮脂汚れ、水垢、カビなどを落とすための成分が含まれています。
弱アルカリ性や中性の製品が多く、素材(タイル、浴槽、プラスチック)に優しい成分でできています。
一般的に泡立ちや、すすぎやすさを考慮した設計です。
トイレ洗剤
尿石、黄ばみ、黒ずみなどの汚れを落とすために酸性の成分が含まれることが多いです。
除菌・消臭効果が強化されているものが一般的。
塩酸やクエン酸が含まれる製品もあり、頑固な汚れを分解する力が強いのが特徴です。
使用箇所の違い
お風呂洗剤
当たり前ですが、お風呂用洗剤は、浴槽、シャワー周り、タイル、カウンター、鏡などの清掃に使用します。
トイレ洗剤
便器の内側(汚れが溜まりやすい部分)や便座周りに使用します。
お風呂洗剤とトイレ洗剤の違い まとめ
お風呂洗剤は比較的刺激が少ないものが多いですが、トイレ洗剤は酸性のため、取り扱いには注意が必要です。
混ぜるな危険の表示がある製品(塩素系洗剤や酸性洗剤)は、他の洗剤と混ぜないようにしてください。
トイレ洗剤をお風呂掃除に使うと、酸性成分が浴槽やタイルを傷つける可能性があります。
逆に、お風呂洗剤をトイレに使うと、汚れや菌の除去効果が十分でない場合がありますので用途に合った洗剤を使うことが大事です。
また用途に合った洗剤を使用することで、掃除効果を最大限に引き出すことができますよ!
最後までお読みいただきありがとうございました。